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RSウイルス感染症の予防注射薬(シナジス)の接種を令和6年(2024年)4月3日から開始致します

RSウイルスは乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因ウイルスです。早産の赤ちゃん、心疾患や呼吸器疾患を持った赤ちゃん、免疫不全の赤ちゃん、ダウン症の赤ちゃんがかかると重症化することがあります。これには有効な治療薬がないため、かからないように予防することが重要です。シナジスはRSウイルスに対する抗体で、RSウイルス流行期に1ヶ月に1回を筋肉内注射することによって感染を予防したり重症化を防ぎます。
なお、接種の適応となる条件を以下に示します。詳しくは小児科外来にお問い合わせください。

1 予防接種受付開始時期
  令和6年(2024年)3月13日(水曜日)
  
2 予防接種開始時期
  令和6年(2024年)4月3日(水曜日)
    全8回接種終了まで
      毎週水曜日の午後、シナジス外来にて行います。
 
3 接種の適応条件
(1)早産児
  お母さんのお腹にいた期間が28週以下で、RSウイルス流行開始時に12ヶ月齢以下の赤ちゃん
  お母さんのお腹にいた期間が29~35週以下で、RSウイルス流行開始時に6ヶ月齢以下の赤ちゃん
 
(2)慢性肺疾患を持つ子ども
  過去6ヶ月以内に気管支肺異形成症などの呼吸器疾患の治療を受けたことがあり、RSウイルス流行開始時に
  24ヶ月齢以下の子ども

(3)先天性心疾患を持つ子ども
  RSウイルス流行開始時に24ヶ月齢以下の先天性心疾患児で、血行動態(心臓や血流)に異常がある子ども
 
(4)免疫不全を伴う子ども
  RSウイルス流行開始時に24ヶ月齢以下の免疫不全を伴う子ども
 
(5)ダウン症候群の子ども
  RSウイルス流行開始時に24ヶ月齢以下のダウン症候群の子ども

お問い合わせ

小児科外来
電話番号048-946-2200
平日(月~金) 14時0分~17時0分 祝日除く