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いきいき通信1月号

災害訓練が実施されました

 当院の訓練は、毎年シナリオが工夫されています。今回はいつものエリア診療に、本館2F外来フロアに仮設病棟を、センター2Fに仮設HCUを開設するという内容が追加されました。昨今、地震も多い中、震度6強想定の訓練は、有事に役立つものにしようと、意気込みある準備期間を経て実施されました。初めての仮設病棟設置訓練に向け、薬品関連含む物品調達の確認や、2階フロア設備の確認、ベッド配置などの打ち合わせを入念に繰り返しました。
 訓練開始の放送とともに、素早く初動を行った後、参加者全員がアクションカードを基に自分の配置場所で準備を始め、災害診療を開始しました。約70名の学生さんに患者役として参加していただきました。リアルに演じ切ってもらい、現実的な設定をイメージできる訓練となりました。4時間という長時間にわたる訓練でしたが、多くの課題を見つけることができました。今後いつ起こるかわからない災害に備え、いつでも対応できるよう病院職員全員で取り組んでいきたいと思います。

●今回初めて参加した新人看護師の声

 「初めての災害訓練を受けて、練習でも分からないことや、予想外のトラブル等が起こっていたので、本番はもっと多くのトラブルが発生すると思いました。そのために、今回のようにしっかり訓練をしておくことの重要性が学べました。私は一年目で分からないことも多いですが、先生や先輩の指示もあり、訓練では色々想定して動くことが出来ました。災害は何時くるか分からないので、来た日には多くの人の力になれる様に努力していこうと思う様な訓練でした。」

訓練の様子(PDF:2,025KB)