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病院長あいさつ

病院長 河野辰幸の画像

地域の基幹病院として

草加市立病院 病院長 河野 辰幸

草加市立病院は現在地に移転し新病院完成後、市民の生命と健康を守り、地域医療の中核を担うというミッションの下に診療を行ってきました。平成24年には救急医療を担うための心臓・脳血管センターが落成、ICU、CCUなど救急病床が増設された結果、心臓病、脳血管障害患者の受け入れも著しく増加しており、埼玉県東部地域における最も重要な基幹病院の一つとなっています。しかし、ここ草加市でも超高齢社会に直面する現在、当院には新たな診療態勢の構築が求められています。超高齢社会とは、いわば「多がん多病と医療経済制約の時代」であり、高齢者の2人に1人とまで言われるがん罹患者の増加とともに、それに応じた質の高い効率的な医療と運用システムが必要となってきます。

わが国のがん医療においては、これまで国公立のセンター病院や大学病院が大きな役割を担ってきました。しかし、がん患者の多くの方が心臓病、脳血管障害、糖尿病など様々な併存疾患を有しておられることを考えると、がん治療には先端的医療技術の提供に加えて、併存疾患への対応力、緩和ケアの充実や在宅医療のネットワークつくりなど、日々の生活の質を維持しながら治療を受けられる環境が大切であり、地域密着型の中核病院がこれからは中心的役割を果すようになるのではないかと考えられます。

市民が安心して暮らせる街となるために、私たちは行政、地元医師会と協力し、ますます充実した医療を提供するための施設整備や、専門スタッフの確保を行い、有名センター病院や大学病院レベルに負けない水準に当院を引き上げるよう情熱を傾けて参りたいと思います。幸い当院は東京医科歯科大学の重要関連施設であり、大学との連携も強く、密接な人的交流があります。当院を受診される方々が、それぞれの病状に応じて受診していただくことにより、当院と大学の先進的診療機器や専門医の活用が可能となります。

私たちはこれからも地域住民の皆様と共に考え活動し、次の時代に対応できる病院づくりを続けて参りますので、ご支援のほどをよろしくお願い致します。

略歴:
河野 辰幸(かわの たつゆき)
1976年 東京医科歯科大学医学部卒業、医学博士
東京医科歯科大学第一外科入局
消化器外科を専攻、同大学外科主任教授、医学部附属病院副院長
その間、ミュンヘン工科大学附属病院、コーネル大学ニューヨーク病院へ留学
2017年2月より草加市立病院長、東京医科歯科大学名誉教授