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電話番号:048-946-2200

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病院情報の公表

平成27年度 草加市立病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

1.年齢階級別退院患者数

年齢区分0から10から20から30から40から50から60から70から80から90から
患者数 1,044 169 244 418 648 795 1,738 2,573 1,174 132
年齢階級別にみると、70歳から79歳の2,573名(28.8%)、次に60歳から69歳の1,738名(19.5%)、80から89歳の1,174名(13.1%)の年齢層が多く、60歳以上の患者さんが62.9%を占めております。一方で0から9歳も1,044名(11.7%)を多く、小児、新生児医療の実績も充実しております。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

血液内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 43 9.16 17.69 0.00 71.93  
130040xx99x50x 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 21 19.86 24.78 0.00 71.00  
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし 19 8.05 23.04 0.00 79.95  
悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群を中心に様々な血液疾患の診療を行っております。エビデンスやガイドラインに基づいた標準的治療を心がけております。

内分泌・代謝内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 162 14.28 15.35 1.23 63.55  
100060xxxxxxxx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 22 14.64 14.30 0.00 51.36  
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 6.83 6.55 0.00 56.89  
主に糖尿病および甲状腺、副甲状腺疾患などの患者数が上位を占めております。合併症管理のため、腎臓内科、循環器内科、眼科など他科とも連携しております。また、腫瘍性の内分泌疾患は当科で評価・診断後、外科、脳神経外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線科などと連携して手術治療を行う場合もあります。

膠原病内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 31 21.55 18.15 3.23 59.10  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上)手術なし 手術・処置等2なし 14 15.79 14.34 0.00 76.21  
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし - - 14.90 - -  
臓器障害を有する重篤なリウマチ性疾患に対する診療および治療経過中の感染症を中心とした有害事象に対する診療を中心に行っております。リウマチ性疾患の診断は病歴および画像検査などを組み合わせて行っております。

腎臓内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2なし 53 2.47 3.40 1.89 64.00  
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 30 20.90 13.64 10.00 60.97  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術 その他の動静脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 20 8.20 9.71 0.00 61.45  
当院は透析ベット40床を有しており、血液透析はもちろんですが腹膜透析や全てのアフェレーシス(血液浄化)治療に対応しています。それに伴い、カテーテル留置や内シャント造設、狭窄・閉塞についても随時対応しています。また慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群、急性腎機能障害に対して腎生検を行い、病態に応じた適切な治療を行っています。

呼吸器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 109 2.20 3.29 0.00 70.19  
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上)手術なし 手術・処置等2なし 76 13.13 14.34 2.63 71.09  
040040xx9904xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 71 12.52 13.38 0.00 69.96  
肺の悪性腫瘍と肺炎が患者数の上位を占めております。肺の悪性腫瘍について気管支内視鏡検査や超音波内視鏡検査による生検によって病理組織学的に診断し、治療を開始します。副作用の少ない患者さんについては外来での抗がん剤投与を中心に治療を行っております。

循環器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 223 3.32 3.07 0.00 67.04  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 205 4.60 4.87 0.00 68.06  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術手術・処置等2なし 173 4.87 5.68 0.58 65.14  
心臓・脳血管センターが平成24年4月に開設後、急性冠症候群症例(急性心筋梗塞、不安定狭心症等)は増加し、緊急心臓カテーテル検査およびステント留置を含めた緊急経皮的冠動脈形成術(PCI)を行う狭心症、虚血性心疾患等が上位を占めております。また、不整脈治療としてカテーテルアブレーション治療(経皮的に電極カテーテルを心臓内に挿入し、高周波通電により病変部を焼灼する方法)にも力を入れており、発作性および持続性心房細動の患者数も多くなっております。

消化器内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 65 8.92 10.93 0.00 73.74  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 41 7.78 7.91 0.00 59.63  
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 40 10.50 9.20 0.00 74.63  
胆石、憩室性疾患、胃の悪性腫瘍が患者数の上位を占めております。胆石では内視鏡で胆管などを造影し、乳頭切開術、バルーンを用いて胆石の除去を行う内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)を行っております。胃の悪性腫瘍については、早期のものに対し内視鏡で切除を行う内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)を積極的に行っております。

小児科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 146 6.04 5.72 0.00 1.71  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 120 6.05 6.31 0.00 3.82  
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし副傷病なし 88 5.55 6.17 1.14 0.00  
肺炎や気管支炎等の急性疾患や喘息が患者数の上位を占めております。小児科医が毎日当直しており、夜間の救急対応も行っております。また、当院産婦人科での分娩数も多く、低出産低体重児や新生児黄疸等の治療も多く行っております。

外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
060335xx0200xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 64 10.28 7.84 0.00 62.83  
060150xx03xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 副傷病なし 52 7.06 5.56 0.00 33.56  
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 42 19.55 17.41 0.00 71.17  
年間700例以上の手術を行っており、悪性腫瘍の他、胆嚢疾患、虫垂炎の患者数が上位を占めております。悪性腫瘍では結腸癌症例が多数ですが、食道、胃、胆嚢、肝臓および膵臓癌の診療も行っております。患者の負担を軽減する腹腔鏡下手術も多くの実績を有しております。

心臓血管外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
050180xx97xx0x 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 副傷病なし 60 2.20 3.46 0.00 68.17  
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 16 31.94 25.69 0.00 72.81  
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等21あり副傷病なし 10 24.20 16.65 0.00 76.00  
平成27年5月から下肢静脈瘤に対して血管内焼灼術を行っており、入院期間も短く患者数の上位を占めております。弁膜症や大動脈瘤、冠動脈病変などに対し、多くの手術が最新設備の心臓血管手術室にて行われております。

整形外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術肩、股等 54 34.39 28.70 42.59 77.06  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 43 5.02 5.70 0.00 47.58  
160850xx97xx0x 足関節・足部の骨折、脱臼 その他の手術あり 副傷病なし 22 7.82 10.43 0.00 51.45  
骨折の患者さんが上位を占めております。人工骨頭(股、膝)や関節(肩、肘、手、股)の治療も積極的に行っております。また、半月板縫合術、前十字靭帯再建術等スポーツ障害の治療も行っております。

脳神経外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 134 17.84 15.80 38.06 70.48  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血種(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 47 17.47 19.32 46.81 64.77  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 45 6.64 10.02 13.33 79.27  
当院では脳神経疾患のうち特に救急患者さんの受け入れに重点を置いております。そのため脳血管障害(脳梗塞や脳出血)と頭部外傷の患者数が上位を占めております。また、早い時期からの専門病院でのリハビリが患者さんのQOL(生活の質)を左右しますので高い転院率になっております。

皮膚科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 23 9.91 11.97 0.00 66.35  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 11 7.64 8.97 0.00 73.73  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし - - 4.38 - -  
皮膚とその付属器(爪、毛髪等)、皮下浅層、口腔粘膜等の炎症性、腫瘍性の疾患全般を対象としております。良性腫瘍のうち小手術や生検は外来で行っており、中等度以上の感染の方、高用量のステロイド投与が必要な自己免疫/アレルギー性疾患の患者さん、手術室での手術の患者さんは入院治療を行っております。

泌尿器科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 114 8.52 7.59 0.00 73.64  
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 34 11.26 12.60 2.94 65.38  
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1なし 副傷病なし 32 2.13 2.89 0.00 61.75  
尿路系、男性生殖器、副腎における疾患全般を対象としております。その中でも膀胱の悪性腫瘍、尿路感染症、尿路結石が患者数の上位を占めております。膀胱の悪性腫瘍では、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)を施行する患者さんが多く、尿路結石についてはESWL(体外衝撃波結石砕石装置)を平成25年に導入し、以前より侵襲(疼痛、皮下出血等)の少ない治療が可能となっております。

産婦人科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 65 10.02 9.94 0.00 33.17  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 63 3.05 5.33 0.00 61.43  
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(膣式を含む。)腹腔鏡によるもの等 60 6.63 6.50 0.00 41.18  
産婦人科では、妊娠・出産を取り扱う産科領域と、腫瘍・内分泌・感染症・加齢医学を取り扱う婦人科領域が対象になります。通常分娩はDPCの対象とならないため、当該患者数には含まれませんが、平成27年度613名の新生児が出生しており、地域の周産期医療に貢献しております。また卵巣・子宮頸部・子宮体部の悪性腫瘍についても、腹腔鏡を用いた手術を多く施行し、患者さんの負担軽減に努めております。

耳鼻咽喉科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 40 4.28 5.31 0.00 64.08  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 26 7.31 7.76 0.00 61.96  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 25 8.84 8.20 0.00 27.20  
耳鼻咽喉科では、耳・鼻副鼻腔・口腔・咽頭・喉頭・頚部疾患を対象としております。その中でも、めまいなどの前庭神経障害、副鼻腔炎、扁桃炎などが上位を占めております。また、手術に関しては、口蓋扁桃手術、内視鏡下鼻副鼻腔手術を多く実施し、甲状腺・顎下・耳下腺等の腫瘍に対する摘出術も施行しております。

救急科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 2.17 3.58 5.56 35.61  
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.18 - -  
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神および行動の障害 副傷病なし - - 2.54 - -  
救急搬送(2次救急)や外来時間外の患者さんを救急科で診断、初回治療を行い、専門診療科に引き継ぎます。救急科としての上位疾患は、薬物を大量に摂取された方、脱水等になっております。平成27年度は5,335件の救急車を受け入れ、草加市の基幹病院として救急医療を行っております。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

 初発再発病期分類
基準(○)
版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌 57 10 20 39 17 - 1 7
大腸癌 24 41 34 34 23 17 1 7
乳癌 23 54 26 - - - 1 7
肺癌 27 10 37 101 59 83 1 7
肝癌 - - - - - 33 1 7
○1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
-は患者数10未満を表します。胃癌・大腸癌・肝癌は消化器内科・外科で、乳癌は外科(乳腺外科)で、肺癌は呼吸器内科で主に診療を行っております。その中でも初発・再発を合わせて、肺癌の患者さんが最も多く次いで大腸癌・胃癌となっております。
胃癌・乳癌については、早期ステージの患者数の割合が高くなっております。患者さん自ら人間ドックや検診を受診し、早期発見されることも多く、手術についても身体的負担の少ない治療が可能です。当院では、病期が進行している場合でも、その病態に応じた治療や手術を行うこと、抗がん剤や放射線治療、緩和ケア等患者さんの病態やご希望を踏まえて、最良な治療を提供しております。
また、患者さんが納得して治療いただけるようがん専門病院などへのセカンドオピニオンも実施しております。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

 患者数平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 12 8.50 51.92
重症度 1 26 10.85 68.54
重症度 2 37 14.35 77.84
重症度 3 18 15.89 80.67
重症度 4 - 17.40 79.80
重症度 5 - 2.00 80.00
不明 - - -
市中肺炎とは、院内肺炎とは異なり、院外で発生する肺炎のことを表します。肺炎の重症度を測るA-DROPシステムで点数化しますと、軽症の患者層は平均年齢が50歳前半と比較的若いにもかかわらず、発熱などで食事がとれないとか、咳などがひどく入院治療が必要とされるケースがあります。
中等症以上の患者さんの平均年齢は70歳後半を超え、高齢者ほど重症化しやすいことがわかります。

5.脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10傷病名発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
G45$一過性脳虚血発作及び関連症候群3日以内 21 3.86 69.57 4.76
その他 - - - -
G46$脳血管疾患における脳の血管(性)症候群- - - - -
I63$脳梗塞3日以内 268 23.39 72.68 46.57
その他 - 25.11 77.44 2.89
I65$脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの- - 7.25 70.75 0.00
I66$脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの- - 4.00 46.00 0.00
I675もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>- - - - -
I679脳血管疾患,詳細不明- - - - -
当院では脳梗塞の急性期治療としてt-PA(閉塞血管を再開通する血栓溶解療法)さらに血栓除去術併用などを行っており、早期にリハビリ病院などに転院し、専門的にリハビリ治療を行うことで患者さんのQOL(生活の質)の向上がはかれます。そのため高い転院率になっております。地域医療連携相談室および患者相談室にて,社会福祉士(MSW)が専門に転院や生活のご相談に応じております。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)

腎臓内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 58 3.03 2.24 3.45 63.90  
k610-3 内シャント設置術 35 6.97 8.94 5.71 63.69  
               
血液を1度体の外に出して人工腎臓(血液透析器ダイアライザ)を通して老廃物や過剰な水分を取り除き、また体の中に戻すことを血液透析といいます。血液をダイアライザに送るには十分な血液量が必要で、そのため手首などの動脈と静脈を縫い合わせて血管量が豊富な太い血管を作る手術が内シャント造設術です。また、シャントは血栓などで閉塞しやすいため、バルーンカテーテルなどを用いて血管を内側から拡張することで血流を確保、再開させる経皮的シャント拡張術も多く施行されております。

循環器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 171 1.96 2.21 0.00 67.67  
k5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺または心外膜アプローチを伴うもの) 138 2.20 2.89 0.00 66.03  
k5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 47 0.02 10.17 4.26 68.85  
最も多い手術症例は経皮的冠動脈ステント留置術(心臓カテーテル治療)になっております。心臓カテーテル治療は、カテーテルと呼ばれる細い管を足の付け根や手の動脈から心臓まで通し、狭心症や心筋梗塞などによる冠動脈の狭窄や閉塞部位をバルーン(風船のようなもの)やステントを用いて病変部分を拡張し治療する方法です。経皮的カテーテル心筋焼灼術とは発作性および持続性心房細動に対し、カテーテルを心臓内に挿入し高周波通電により、病変部を焼灼して不整脈を治療する手術です。24時間の診療体制で緊急での検査、手術に対応しております。

消化器内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k654 内視鏡的消化管止血術 40 2.15 8.20 5.00 67.83  
k686 内視鏡的胆道拡張術 39 3.59 7.62 0.00 73.59  
k721-4 内視鏡的悪性腫瘍大腸粘膜下剥離術 37 2.46 3.97 0.00 70.41  
胃潰瘍、十二指腸潰瘍等の出血に対し内視鏡を用いて出血部位にクリップをかけ止血したり、薬剤を塗付し止血する内視鏡的消化管止血術が多く行われております。
また、胆道疾患や膵臓疾患に対して内視鏡的胆道拡張術が次いで多くなっております。これは様々な病態で狭窄した胆道を拡張し、胆汁の流れをよくする手術です。大腸や胃のポリープや早期癌については内視鏡で切除が可能です。内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行っております。

外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 96 1.75 6.85 0.00 63.33  
k672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 92 3.07 7.51 0.00 62.85  
k719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 41 6.07 13.32 0.00 69.90  
地域の基幹病院として良性疾患、悪性疾患を問わず、年間700症例以上の手術を行っております。その中でも悪性腫瘍の手術は全体の約35%を占め、乳腺62例、胃55例、大腸・直腸118例と多くの実績を有しております。また、良性疾患では鼠径ヘルニア手術、胆嚢摘出術を100例以上行っていますが、患者さんの負担を軽減する腹腔鏡下手術を鼠径ヘルニア手術では約30%、胆嚢摘出術では約90%の症例に対して行っております。なお、悪性腫瘍手術が上位3位までに掲載されていないのは、手術が部位等により詳細に分類されているためです。

心臓血管外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 53 0.21 1.00 0.00 68.83  
k5522 冠動脈バイパス移植術(2吻合以上) 12 11.33 28.75 0.00 72.00  
k5551 弁置換術(1弁のもの) 12 2.92 37.08 0.00 74.75  
心臓、大動脈、末梢血管、静脈に対する手術を行っております。狭心症や心筋梗塞などに対して行う冠動脈バイパス移植術や、狭窄や閉鎖不全症などの弁膜症に対して弁置換術も多く施行しております。術前カンファレンスは心臓血管外科医師だけではなく、循環器内科医師、麻酔科医師、看護師(病棟、集中治療室、手術室)、臨床工学士、リハビリスタッフなど枠をこえたハートチームで行っております。下肢静脈瘤に対して血管内焼灼術(ラジオ波治療)は従来のストリッピング術(血管を引き抜く治療)より侵襲(疼痛、皮下出血など)の少ない手術が可能となりました。

整形外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k0462 骨折観血的手術(下腿、前腕) 74 3.47 9.18 5.41 53.51  
k0461 骨折観血的手術(肩甲骨、大腿、上腕) 64 5.39 20.56 34.38 73.52  
k0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿、前腕) 35 1.00 1.17 0.00 51.34  
骨折観血的手術が多く、その中でも前腕、大腿骨への手術患者さんが上位を占めております。2番目の骨折観血的手術は大腿骨骨折の患者さんのリハビリ病院への転院のため転院率が高くなっております。

脳神経外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 44 0.75 5.95 13.64 79.95  
k1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) 21 1.29 31.48 66.67 66.95  
k1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 14 1.93 39.93 64.29 62.86  
脳血管障害(脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤)、脳腫瘍、頭部外傷などの手術を行っております。慢性硬膜下血腫とは1か月から2か月前に頭部の打撲をした後、しばらくたってから脳の表面に血液がたまり、急に歩けなくなったり、話す内容のつじつまが合わないなどの認知症に間違われる症状が出ます。頭蓋血腫を取り除くことで症状が劇的に改善します。また早期のリハビリが患者さんのQOLを左右するので転院率も高くなっております。

泌尿器科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 116 2.26 5.41 0.00 73.56  
k768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 32 0.13 1.00 0.00 61.75  
k8412 経尿道的前立腺手術(その他のもの) 27 2.41 7.93 0.00 73.44  
最も多い手術は、膀胱癌に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)です。次いで多いのは、腎結石や尿管結石に対する体外衝撃波破砕術です。平成25年に体外衝撃波破砕装置(ESWL)を導入し、従来の機器より患者さんへの侵襲(疼痛、皮下出血など)の少ない治療が可能になりました。3番目に多いのは、前立腺肥大症などに対する経尿道的前立腺切除術です。泌尿器科では、内視鏡や小切開など低侵襲の手術に取り組んでおります。

産婦人科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k8882 子宮附属器腫瘍切除術(両側)(腹腔鏡によるもの) 74 1.32 4.99 0.00 40.35  
k8982 帝王切開術(選択帝王切開) 71 3.89 8.00 0.00 32.66  
k867 子宮頸部(膣部)切除術 42 1.76 1.19 0.00 41.19  
最も多い手術は、腹腔鏡を用いた卵巣腫瘍・嚢腫切除術です。腹腔鏡下手術は入院期間の短縮や、傷の縮小による美容面の効果などで術後の患者のQOL(生活の質)を向上させるため、子宮・卵巣の良性疾患に対する腹腔鏡下手術の施行率は90%以上になっております。帝王切開術は、平成27年度分娩数の19.5%を占め、緊急帝王切開は帝王切開の37.0%を占めますが、必要な場合は小児科医も分娩に立ち会うなど、母体・新生児に適切な医療が提供できるよう小児科と綿密な連携を図っております。

眼科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 466 0.97 1.00 0.00 74.42  
               
               
最も多い手術は、白内障に対する水晶体再建術です。水晶体再建術とは、濁った水晶体を取り除き、そのままではレンズがなくなってしまうためその代わりに人口の水晶体(眼内レンズ)を挿入する手術です。麻酔は多くの場合、眼のみの局所麻酔で手術時間も5分から10分ほどで終わります。熟練した眼科医が高度な手術機器を用いて、顕微鏡下で行う繊細な手術です。

耳鼻咽喉科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
k3772 口蓋扁桃手術(摘出) 26 1.00 7.65 0.00 27.92  
k340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 15 1.00 9.07 0.00 60.20  
k368 扁桃周囲膿瘍切開術 15 0.13 4.67 0.00 38.13  
発熱や咽頭炎などの原因となる慢性扁桃炎の患者さんや、腎臓内科との連携により、IgA腎症の患者さんなどに対して施行する口蓋扁桃摘出術が上位になっております。また副鼻腔炎に対して内視鏡下鼻・副鼻腔手術も多く施行しております。ほかにも、甲状腺・耳下腺等の腫瘍に対する切除術やリンパ節切除・生検など他科と連携し耳鼻科領域の手術を広く実施しております。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一 - 0.01
異なる - 0.02
180010敗血症同一 - 0.06
異なる 29 0.32
180035その他の真菌感染症同一 - -
異なる - 0.04
180040手術・処置等の合併症同一 99 1.11
異なる 11 0.12
手術・処置等の合併症にあたるものとして、感染症及び合併症の発生率を示したものです。重篤な疾患の合併症として発症しているものが多いため、臨床上ゼロにすることは難しいものですが、少しでも症例数が少なくなるよう努めています。また、手術・処置等の合併症の入院契機が同一の症例数が99件ですが、透析時に作成するシャントは血栓などで閉塞しやすいため、再開させる経皮的シャント拡張術が多く施行されているためです。
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