第3回「みんなで糖尿病を語る会」 活動報告

第3回「みんなで糖尿病を語る会」 活動報告

1型糖尿病の患者さんやその家族方たちを対象に行っている「みんなで糖尿病を語る会」を平成24年6月10日開催しました。今回は、日本糖尿病協会埼玉支部長の横田さんをはじめとして、遠方から4名の患者さんをお迎えしました。代表の方から発病時から出産、更に災害時の備えとして行っている知恵をお話しいただき、笑いあり、「自分と同じ気持ちの方がいらした」という思いから涙している方もいらっしゃいました。

この会は医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など多職種で構成している草加市立病院「糖尿病チーム」が主催しています。患者さんや日頃患者さんのサポートをしている家族・パートナーの方々に集まっていただき、糖尿病と折り合いをつけながら生活していくことは容易いことではありません。
「みんなで糖尿病を語る会」では「相手の話を聴き、また相手に自分の感じていることを伝える」ことを大切にしています。

患者さん、ご家族からの感想

• 自分と同じ辛さや悲しみなど持っている人が居たのだと思った。
• 横田さんの体験を聴いて、この病気を発症しても楽しいことはいっぱいあるし、つらいことを楽しいことに変えていくなど聞いて、勇気をもらえました。話を聴けて良かったです。
• 難しく考えなくても良いのかなあと思った。
• 注射をうつこと、血糖を測定すること、人と違うことをしなければならないことへの悩み、それを乗り越えたときの気持ちを聴けて良かったです。
• 災害時のこと、勉強になりました。
• 家族側の子供への思いに共感することがたくさんありました。（家族）
• 患者側の話し、家族側の共感する思いがあり、とても参考になりました。（家族）

この報告をお読みいただき興味を持たれた方やご意見などある方は当ページ下部のメールアドレスまでお願いいたします。なお、次回開催は平成24年11月18日を予定しています。