当院に関する監査の結果について

当院に関する監査の結果について

この度、かつて当院で実施した婦人科腹腔鏡手術等の保険請求上の過誤についての監査結果がでましたのでご報告いたします。

監査後の措置

保険医療機関としての行政上の措置は「戒告」となりました。現在行っている保険診療は全てそのまま継続することができますのでご安心ください。また、経済上の措置としては、今後過去5年間分の診療報酬請求について精査を行い、不正ないし不当請求に該当する額を確定した上で保険者及び患者さんへ返還することになります。該当する患者さんには改めてご案内いたします。

再発防止の取り組み

当院における婦人科腹腔鏡手術問題は、第三者で構成された「腹腔鏡下子宮がん手術及び診療報酬請求に係る検証委員会」から「病院管理・運営体制に問題があった。」と指摘をされました。それに基づき、同委員会から提言のあった「マネジメント体制の改革」「医療体制の再構築」「事務部の改革と診療報酬請求業務の改善」を中心に取り組みを行っています。その取り組みを更に進めることにより、不適切な保険診療及び保険請求が無くなるよう努めてまいります。

　患者さんや市民の皆さま、関係者の皆さまには長期にわたりご迷惑とご心配をおかけしたことを改めてお詫びいたします。今後も職員一丸となり信頼回復に向けて取り組んでまいりますので、引き続きご支援いただけますようお願い申し上げます。

令和3年9月30日　草加市病院事業管理者