腎センター（血液透析室）

当院の腎センターは（透析室）は、ベッド数を40床有し、入院と外来（維持透析）患者さんの透析を行っています。

急性腎障害による緊急透析や血漿交換・吸着治療、当院での治療が必要な透析患者さん（カテーテル治療、化学療法、術前・術後、内視鏡治療など）の看護をしています。

透析導入患者さんへは、オリエンテーションとして、透析全般の説明と食事・生活指導や腎センターの見学、病棟との連携・情報共有を行い安心して透析が受けられるように実践しています。

透析患者さんの下肢末梢動脈疾患予防のフットチェックを定期的に行っています。足病変の早期発見・早期治療のための皮膚・排泄ケア認定看護師（特定行為看護師）やフットケア指導士と連携し、看護ケアや指導に力を入れています。

腎センターへの異動者の教育体制は、臨床工学士の基礎から透析終了までの教育プログラムから開始します。全ての診療科と関わる透析看護は、多岐にわたる知識や経験が必要となるため、1か月間のマンツーマン指導後もフォローしながら進めていきます。

医師・臨床工学士・看護師・看護補助者など多職種が協力し安全な治療、カンファレンスでは患者のQOLに合わせた維持透析の継続に向けた支援に取り組んでいます。