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いきいき通信(平成23年度)

インフルエンザの予防

皆さん、インフルエンザワクチンの接種はお済みですか?
ワクチン接種を受けることで、インフルエンザにかかりにくくなり、かかったとしても症状が重くならなくなります。
ですが、100%万全とは言えません。日頃から、次のような予防対策を心がけましょう。

  • 手洗いとうがい → 一番の予防となります。
  • 栄養と休養を十分にとる → 抵抗力を高めることができます。
  • 適度な湿度を保つ → ウイルスは低温・低湿を好みます。室内では加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。
  • マスクを着用する → 人ごみを避け、外出するときはマスクをつけましょう。

また、せきやくしゃみの症状がある人は、ほかの人への感染予防のために、せきエチケットを守りましょう。

マスク着用(正面) マスク着用(側面)

  • せき、くしゃみの症状がある人は、必ずマスクを着用しましょう。マスクを使用する際には、鼻からあごまでをしっかりと覆い、鼻部分は鼻すじにフィットさせてください(右写真)。
  • せき、くしゃみをするときに、マスクをしていない場合は、ティッシュやハンカチで口と鼻を押さえ、ウイルスの拡散を防ぎましょう。
  • ティッシュやハンカチがないときは、腕や袖口で押さえましょう。腕や袖口で押さえるのは、ほかの場所に触れることが少ないため、接触感染の機会を少なくすることができるからです。
  • 使用したティッシュなどはゴミ箱に捨てましょう。できれば、蓋付きのゴミ箱やビニール袋に入れ、入り口をふさぎましょう。
  • せき、くしゃみをした後は、石鹸を使用してよく手を洗いましょう。

命を守るということ

ICLS研修1

ICLS研修(BLS)

最近、テレビではリアリティを追求した医療ドラマや実際の医療現場の映像をよく見かけますね。その中で、「電気ショックをかけます。下がって!」や「AEDを使います」といった言葉をよく耳にするようになりました。

私たち看護師もこのような状況にすぐに対応できるよう、定期的にトレーニングをしています。去る10月22日に、当院の主催でICLS研修がありました。

ICLSとは、「Immediate Cardiac Life Support」の略で、心肺停止患者さんの治療がスピーディーかつ確実に実施できるよう、国際標準化された治療方法を日本の状況に合わせて構成されたもののことです。 今回のこの蘇生トレーニングには、私たちのほか消防署の救急救命士も参加しました(右写真)。

医療機関には、心臓や呼吸が止まった状態で運ばれてくる患者さんがいます。このような心肺停止状態の患者さんに行う治療を「心肺蘇生術」といいます。心肺停止の患者さんに対しては、1分1秒でも早く心臓の動きを再開させることが最優先の治療になることは言うまでもありません。

こうした緊急事態に対応すべく体制を整えておくためには、「ICLS」を基にした心肺蘇生術が実施できるようにトレーニングを積むことが大切になってきます。一人でも多くの患者さんを救命するために、私たちは日々のトレーニングを欠かしません。

AEDの画像

また、私たちだけでなく一般の方も救急車が到着する前にできることがあります。それはBLS(「Basic Life Support」の略)といい、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AED(全自動除細動器)を使用する初期救命処置のことを言います。私たちが参加するICLS研修の中でも、BLSはトレーニング内容の一つになっています。
AEDは、最近では公共施設・駅・ショッピングセンターなど様々なところで見かけるようになりました。皆さんも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?当院でも1階総合案内の後方(左写真)や各病棟に設置されています。

胸骨圧迫とAEDは一般市民の方も簡単なトレーニングを受けることで実施することが可能ですし、救命率も上がることが科学的に証明されています。内容は決して難しいものではなく、どなたでもトレーニングを受けることができます。消防署などで講習会を実施していますので、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

インフルエンザワクチン

:今年のインフルエンザ予防接種の画像

そろそろインフルエンザが流行する時期になりました。
昨年も「患者数が多くなった」「学級閉鎖になった」というニュースが流れました。

インフルエンザの予防のひとつにワクチン接種があります。
ワクチンとは人などの動物に接種して感染症の予防に用いる医薬品のことを言います。弱い病原体を注入することで体内に抗体をつくり、感染症にかかりにくくするのです。

インフルエンザワクチンは、ワクチン製造用のインフルエンザウイルスを発育鶏卵で増殖し、精製したウイルス粒子からウイルス膜の成分を取り除き、感染する能力をなくしたものです。

効果が現れてくるのは、ワクチンを接種して2週間ごろからです。約5か月間の効果があります。インフルエンザは早くて11月頃から流行します。一番のピークは12月後半から3月頃までなので、12月頃までにワクチン接種をするのが望ましいです。
副作用としては、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、痛みが出たりすることがあります。また、発熱やだるさもありますが、2~3日には消失します。

インフルエンザワクチンの画像

なお、当院でもインフルエンザ予防接種を行っています。
予約方法や接種期間など詳しくは「予防接種のご案内」のページをご覧ください。
(小児のインフルエンザ予防接種については、当院かかりつけの方のみとなっています)

ユニフォームのご紹介

:いきいき通信編集メンバーの画像

草加市立病院看護部では、病院を身近に感じていただき、患者さんとの距離を少しでも縮めることができればという思いから、当ホームページから「いきいき通信」を発信していくことになりました。
「いきいき通信」の編集員は看護師で構成されており、病院での出来事や看護についてなど、様々な情報を提供していく予定です。

第1回目の今回は「いきいき通信」編集メンバーをご紹介します。

K.N

看護暦22年。手術室の看護師です。安心して手術が受けられるよう、患者訪問を実施しています。草加市立病院を選んで良かった!と言ってもらえるような病院を目指します。 

T.N 外来看護師です。看護師になって13年目になります。昨年10月にこちらへ就職しました。救急外来、内視鏡、小児科を担当しています。この病院の良さを前面に出せるように縁の下の力持ちのようなナースになりたいと思っています。
T.Y  5階西病棟の看護師です。市立病院に就職して7年になります。療養しやすい環境、働きやすい環境を意識して頑張っています。 
H.S  看護暦15年。7階西病棟の看護師です。7階から眺める富士山が一番好きです。育児と仕事の両立で毎日奮闘しています。 

以上、男性看護師(T.N)を含めた4名で活動しています。よろしくお願いいたします。

ところで、当院のスタッフは職種によって、それぞれのユニフォームを着用しています。
病院内で「あの人は何の仕事をしているのだろう」「区別がつかない」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。 

そこで、私たちが着用しているユニフォームをご紹介します。

看護師はおなじみの白いユニフォームです。今年の5月に新しくなり、看護師一同、新しいユニフォームで気分を一新し、看護業務に取り組んでいます。

 

看護師1 看護師2 男性看護師

このほか歯科衛生士、視能訓練士などの専門職はピンク色、看護助手は水色、診療材料管理業務者は白い上着に紺のスラックスを着用しています。

  • 歯科衛生士・視能訓練士、看護助手
  • 診療材料管理業務者

 

職員一人ひとりが様々な職種と協力して、患者さんやご家族のサポートに努めています。

また、市立病院では一緒に活動する仲間、看護職員を募集しています。
就職に関するお問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ

看護部
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