薬剤部長あいさつ

薬剤部長あいさつ

　薬剤部は薬剤師24名で調剤業務、製剤業務、医薬品情報業務、医薬品管理業務、薬剤管理指導業務、病棟薬剤業務、抗がん剤調製業務等の業務を行い、あらゆる角度から医薬品を薬学的に管理し患者様に対する医薬品の安全な適正使用につながる薬学的支援を常に心掛けております。特に医薬品管理業務においては薬剤部専属のSPD11名も加わり業務を遂行しております。

　平成16年7月の新病院開院と共に薬剤部は1階に設けられ、調剤室、注射調剤室、無菌製剤室、一般製剤室、医薬品情報室、医薬品管理室らがワンフロアで斬新な構造になっているため、各セクションの状況に応じて薬剤師が容易に往来でき効率的に業務を遂行することが可能になっております。また病棟の各階毎に薬剤管理指導室を設けており病棟担当薬剤師が業務を行いやすい環境整備もしております。

　外来院外処方せんは草加市薬剤師会との連携を図り全面院外化にしております。薬剤部の業務も全面院外化により入院患者中心へと大きく変革し、また電子カルテシステムの導入に伴いどの部署からも医療情報の入力・参照が可能となり情報の共有化と伝達が瞬時のため処理・対応の迅速化・省力化が図られ業務の効率化が可能になりました。

　薬剤部は「臨床」・「教育」・「研究」を業務の大きな目標としており、その一環として平成26年度からこれまでに薬剤師2名が薬科大学大学院 博士課程（社会人後期）に入学し日々の薬剤業務に従事しながら博士号（薬学）を取得することができました。現在では、さらに薬剤師1名が薬科大学大学院 博士課程（社会人後期）に入学し日々の薬剤業務に従事しながら博士号（薬学）取得を目指しております。

  このように一般的な病院薬剤師業務を遂行するだけではなく薬剤師一人一人が様々な専門・認定資格取得に向けて自己研鑽の努力をしております。

薬剤部長 　木 村 直 也